自家消費・蓄電池シミュレーション「エネがえるBiz」でできないことは?(よくある質問と答え)

by Satoru Higuchi in

自家消費型太陽光の経済効果シミュレーション(産業用蓄電池にも対応)「エネがえるBiz」よくある質問と答え(できないこと・未対応なこと)

以下はまだ「できないこと(未対応)」のご要望となります。

自家消費型太陽光の経済効果シミュレーション(産業用蓄電池にも対応)「エネがえるBiz」をご検討の方はご確認くださいませ。

▼できないこと - エネがえるBizで現状できないことは以下の通りです。

【質問】太陽光モジュールやPCS(パワコン)型番を選ぶことで発電量シミュレーションはできるか?

【回答】現状は未対応です。

太陽光モジュールやPCSの型番DBを選んでメーカー・製品単位で発電量シミュレーションを出来るようにしてほしいというご要望を複数いただいております。エネがえるBizでは、現在は対応しておりません。今後サービス提供していくにあたり、有償契約いただいたお客様からの要望が多い場合は検討させていただきます。

逆に言うとエネがえるBizでは、太陽光パネルやパワコン(PCS)メーカー・型番に依存せずにシミュレーションできる仕様になっています。

▼エネがえるBizの発電量推計ロジック(家庭版エネがえると同様です)

1)JISC8907:2005 太陽光発電システムの発電電力量推定方法https://kikakurui.com/c8/C8907-2005-01.html

※年間予測発電量(kWh)を入れると上記推定方法に加えてエネがえる側で診断結果を補正するようになっています。

2)NEDO METPV-20(日射量データベース)https://www.nedo.go.jp/content/100930737.pdf

・統計期間:2010~2018年

・データ種別:代表年の時別値(1時間値) *エネがえるBizの計算ロジックも1時間単位

・地点数:全国835地点(エネがえるBizの入力の際、エリア・日射量観測地点をプルダウンで選択することでNEDO METPV20データを参照する仕様)

・その他詳細:上記PDFでご参照ください

※他社シミュレーターではMONSOLA-20を参照するケースも多いですが、エネがえるBiz(及び家庭用エネがえる)では時間帯別料金プランや蓄電池・オール電化の高精度なシミュレーションを志向しているため時別値を参照できるMETPV-20を採用しています。

FAQのURL:https://faq.enegaeru.com/ja/articles/5673308

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【質問】太陽光パネルの減衰率・経年劣化率をシミュレーション結果に反映できるか? 

【回答】いいえ、現時点ではできません。ご要望を踏まえ今後の実装を検討します。

発電量推計・シミュレーションの際に、「太陽光パネルの減衰率・経年劣化率」の設定と発電量推計結果への反映のご要望をいただくケースがあります。

現時点のエネがえるBizでは、太陽光パネルの減衰率・経年劣化、蓄電システムの経年劣化のパラメーターは扱っていません。現状の対応は以下の通りです。

(現状の対応)

・エネがえるBizから自動出力されるExcelで診断結果を出力する。その結果に貴社独自の減衰率を考慮した計算をしていただくことで対応が可能です。

FAQのURL:https://faq.enegaeru.com/ja/articles/5694465


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【質問】衛星・航空写真から発電量シミュレーション(推計)はできるか?

【回答】エネがえるBizでは、現在は提供しておりません。

衛星画像・航空写真を活用した設置面積推定、発電量シミュレーションのご要望をいくつかいただいております。

すぐにはできませんが、当社は、航空測量(衛星やドローン含む)の国内リーディングカンパニーとして以下のようなソリューションを官公庁自治体を中心に提供しています。

●東京ソーラー屋根台帳(ポテンシャルマップ)

https://tokyosolar.netmap.jp/map/

●信州の屋根ソーラー普及事業 『信州屋根ソーラーポテンシャルマップ』/長野県

https://www.pref.nagano.lg.jp/ontai/kurashi/ondanka/shizen/solar-map.html

また過去の航空写真を活用した卒FIT家庭のパネル位置推定、リスト作成などのサービスを個別企業様向けに提供したケースもございます。

ただし、エネがえるBizのサービスとしては以下が課題のため現在はまだ調査検討中です。

SaaS(クラウド型サービス)として月額制で安価に提供するためには、より航空写真側(できれば全国規模)のコスト削減や、推計ロジックの精緻化(AI機械学習等の活用)が必須となります。現在、他部門やパートナー企業を含めて研究開発中です。

FAQのURL:https://faq.enegaeru.com/ja/articles/5673301


▼その他にも多数のご質問を毎日いただいており、随時以下のFAQにまとめています。ご参照ください。エネがえるBiz(産業高圧向け太陽光自家消費&蓄電池シミュレーター)

エネがえるFAQ(よくあるご質問と答え)



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